日本代表、韓国に歴史的大敗…小林の先制弾も屈辱の4失点で東アジア制覇ならず

■E-1第3戦 日本 1-4 韓国

日本:小林(3分)
韓国:キム・シヌク(13分、35分)、チョン・ウヨン(23分)、ヨム・ギフン(69分)

EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会の男子が16日に味の素スタジアムで行われ、日本代表は第3戦で韓国代表と対戦した。試合は韓国が4-1で日本を下した。日本が3点差をつけられて韓国に敗れるのは1982年3月以来35年ぶり。4失点は1979年以来38年ぶり、ホームでの4失点は初対戦の1954年以来63年ぶりのこととなった。

日本代表は来年の2018 FIFAワールドカップ ロシア大会に向け、日本代表は2017年の最終戦としてE-1選手権に臨んでいる。東アジアの4カ国で行われる今大会には、日本、韓国、中国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が参加。国際Aマッチ期間ではないため、日本は国内組のみが参加している。日本は第1戦で北朝鮮を1-0で撃破。第2戦では中国を2-1で破り、2連勝でこの試合を迎えた。日本は韓国相手に引き分け以上で優勝が決まる。

日本は中国戦から3名の先発メンバーを変更。4-3-3のフォーメーションで、GK中村航輔、DF植田直通、三浦弦太、昌子源、車屋紳太郎、MF今野泰幸、井手口陽介、倉田秋、FW伊東純也、小林悠、土居聖真の11名がスターティングメンバーに名を連ねた。

試合は開始早々に動く。2分、日本がいきなりチャンスを作ると、相手DFの裏を取った伊東がペナルティエリア内でチャン・ヒョンスに倒されてPKを獲得。これをキッカーの小林が落ち着いて左下に沈め、日本が先制に成功する。

しかし、リードを許した韓国が前線からアグレッシブにいく。9分、昌子のパスミスを拾ったチュ・セジョンがペナルティエリア内に入って折り返しのパスを入れたが、ここは合わせる選手がいなかった。さらに12分、韓国が右サイドでFKを獲得。チュ・セジョンのクロスに196センチのキム・シヌクが飛び込んだが、ここはGK中村が好セーブでしのいだ。

その後も韓国の攻撃が続く。13分、左サイドのキム・ジンスがアーリー気味にクロスを上げると、昌子のマークを振り切ったキム・シヌクがヘディングシュート。これがゴール左に決まり、韓国が同点に追いついた。

なかなか攻め手がない日本に対し、韓国がセットプレーを生かす。23分、ペナルティエリア手前右でFKを獲得すると、チョン・ウヨンが強烈なシュート。ややブレたボールが壁を越えてゴール右に決まり、韓国が一気に逆転した。

その後も韓国のペースは変わらない。35分、右サイドのイ・ジェソンがドリブルで車屋を振り切ると、ペナルティエリア内左のキム・シヌクへラストパス。キム・シヌクが落ち着いてGKとの一対一を流し込み、リードを2点に広げた。このまま3-1でハーフタイムを迎える。

後半に入っても韓国が日本のゴールに迫る。53分、前線でロングボールを受けたキム・シヌクがヘディングで落とすと、ペナルティエリア手前左のキム・ミヌがシュート。DFに当たったボールが枠に飛んだが、ここはGK中村がなんとか反応した。

流れを変えたい日本は、66分に井手口を下げて三竿健斗を投入した。しかし、69分に韓国がペナルティエリア右でFKを得ると、ヨム・ギフンが左足で鋭いボールを入れる。ニアにいた小林がクリアしきれずに、コースが変わってゴールイン。韓国が3点差をつけた。

日本は直後の71分に伊東を下げて川又堅碁を投入。81分には倉田を下げて阿部浩之を投入した。85分には右サイドから阿部のクロスを川又が頭で合わせたが、ここはGKチョ・ヒョヌに防がれる。このまま試合は1-4で終了。日本は韓国に歴史的大敗を喫した。